■生活習慣からなる肝臓障害・脂肪肝
アルコールだけではありません
■ 日々の不摂生から起きる肝臓障害
現在、30人に1人が肝臓に何らかの問題を抱えていると言われています。
日本では、年間3万人を超える人が肝臓癌で無くなっており、その9割以上はB・C型肝炎ウイルスが関与しています。
一方、近年の食生活や運動不足から、「脂肪肝」を指摘される人か年々増加しています。肝臓に過剰に脂肪が溜まる脂肪肝自体は、肝硬変に移行する事もあるにはありますが、一般的には肝臓に深刻なダメージを起こすことはないとされる反面、高脂血症や糖尿病などの生活習慣病を引き起こしたり、動脈硬化を促進する生活習慣病との関わりが大きな問題になります。
■ アルコールによる肝臓障害
アルコールが原因になる肝臓障害は、症状の程度によって、「脂肪肝」・「アルコール性肝炎」・「アルコール性肝繊維症」・「肝硬変」などがあります。
アルコール性の脂肪肝は禁酒によって改善できますが、大量飲酒を続けると、アルコール性肝炎やアルコール性肝繊維症に進行し、肝臓自体が硬くなって機能しなくなる肝硬変になり、肝臓癌の危険性が高まります。
肝障害を起こすアルコール量は、それぞれの人の持つアルコール分解酵素などによって異なります。
一般に女性は男性より障害を受けやすいので、少量の飲酒でも異常をきたすことがあります(私の周りは、女性の方が強いですが・・・)。
アルコール性肝障害の治療は禁酒が原則です。アルコール性肝炎の場合でも、禁酒して1〜2ヶ月すると、血液検査は正常化し、肝機能も改善される方が多いですが、検査結果が改善されたからと言って、直ぐに飲酒しては元のもくあみ、元の健康な肝臓に戻るには、最低数ヶ月の禁酒が必要になります。
■ 非アルコール性脂肪性肝炎
最近、肝細胞に脂肪の蓄積+炎症が加わった「非アルコール性脂肪性肝炎」が問題になっています。肝臓の炎症が肝機能障害を引き起こすことから、単なる脂肪の蓄積と異なり、飲酒歴が無くても、脂肪肝から肝炎、肝硬変、肝臓癌に至ります。
肥満や糖尿病、高脂血症などの疾病を持っている場合、その発症頻度が増加するため、生活習慣病になっており、日々の注意が必要です。
脂肪肝は食事・運動療法などで比較的速く改善しますが、検査値の異常が続くときは、他の疾患を考える必要があります。
非アルコール性脂肪性肝炎は、中年の肥満・高血糖の女性に多いことが欧米で指摘されていて、その他に、過体重の児童や男性にも認められ、本症に併発している事の多い肥満・高血糖・高脂血症の是正が必要で、肥満があるときは、減量が第一です。
しかし、肥満ではないのに非アルコール性脂肪性肝炎の方もおられます。このような明らかな要因のない場合も、低脂肪食が勧められ、アルコールは禁止です。諸外国では、症例の半数が進行性で、肝硬変に進展する頻度は10年間で約20%になっています。原因不明の肝硬変の一部は本症が原因で、肝細胞癌の温床としても注目されています。
■ 肝臓病に使われる漢方薬
肝臓と一口に言っても、様々な症状があります。
大柴胡湯、小柴胡湯、黄連解毒湯など、その方その方お一人お一人の症状によって異なりますので、必ずお問い合わせ下さい
。
●この他、様々なものがございますので、詳しくは当店へお問い合わせ下さい。
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