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女性の更年期:その2

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「女性の更年期:その1」  「男性の更年期」

体質別、あなたの更年期は?
 20歳代から、「病気ではないけれど、気になる事はある」という方が結構いらっしゃいます。下記のタイプ別表で自分に当てはまるタイプを探してみてください。体は全てが繋がっていますので、A&C混合タイプとか、A&C&D混合タイプなど、複合型の人が殆どだと思います。混合タイプの方は、それぞれの養生法を見て下さい。

タイプ別
生 理
心理的症状
その他
A:
イライラタイプ
・生理周期不安定、長い時も短いときもある
・月経前症候群が強い
・ストレスが溜まりがち
・多忙で常に気持ちが張りつめている
・怒りっぽくため息が多い
・感情の起伏が激しい
・便秘か、便秘と下痢を繰り返すことも
・血圧が不安定
・頭痛、目の奥の痛み、肩こり、めまい、耳鳴りなどを感じる事がある
B:
くよくよタイプ
・月経量少なく、色も薄い
・生理中疲れやすく、眠りが浅かったり、気持ちが落ち込みやすい
・鬱気味で不安感が強く心配性
・直ぐにくよくよする
・決断するのが苦手
・感受性が高く、人の言葉に傷つきやすい
・コンプレックスや悩みをいつも抱えている
・眠りが浅く、寝付きも悪い
・夢をよく見て、嫌な夢が多い
・動悸を感じる
・舌にしびれやピリピリ感を感じる事がある
C:
生活習慣病にはまりやすいタイプ
・月経量が増え、ダラダラ続く事が多い
・血の色が黒く、レバー状のかたまりがある
・生理痛がひどい
・不正出血のあることも
・精神的には落ち着いているが、頑固になったと言われる ・肩こりや頭痛が良くある
・子宮内膜症や子宮筋腫がある
・シミ・そばかすが多い
・口の中が粘る
D:
ほてりタイプ
・月経量少なく、ねばねば
・血の色が濃い
・排卵期や性的興奮時の分泌物が少ない
・興奮しやすく刺激を受けやすい
・何かをしていないと不安だ
・痩せ型で太らない
・喉が渇いて水が欲しい
・手足がほてる
・頭・脇・首に汗をかきやすく、寝汗をかく人も
・皮膚が乾燥し、かかとがカサカサ
・便秘がちでコロコロ便
E:
冷えタイプ
・生理中、体が冷えやすい
・生理痛は温めると楽になる
・血の色が黒っぽい
・バイタリティが無く、消極的で家にこもりがち
・あまり物事に関心を持たない
・冷え性で特に下半身が冷える
・胃腸が弱く体力がなく、疲れやすくて体を動かすのが嫌
・平熱が低い

イライラタイプ→「気」の巡りを整えてストレス解消
 普段からストレスの多い生活をしている方に多いタイプ。漢方では、体内エネルギーの「気」の巡りをコントロールして精神を安定させるのは「肝」です。

 ストレスで「肝」の機能が失調すると気の巡りが悪くなり、感情のコントロールが出来にくくなり、イライラしたり、感情の起伏が激しくなってきます。

 また「肝」は、ホルモンや月経を調節する働きもあるので、更年期には気の巡りが悪くなりがちです。
イライラタイプの人はそのまま放っておくと、ますます怒りっぽくなるだけでなく、顔の火照りや発汗、頭痛、めまい、耳鳴りなど、様々な症状が出てくる「不定愁訴」に陥る方が少なくありません。

イライラタイプの改善には・・・
 このタイプの方は、「気」の滞りが問題で、「気滞」と言われます。気の流れを良くする「理気薬」が使われます。
代表的なものでは、「逍遙丸」や、「開気丸」、「抑肝散加陳皮半夏」などなどです。

 ストレスでキュウキュウになっている「肝」を、伸びやかにしてくれます。


つい頑張り過ぎて自分でストレスを持ち込むがあるので、まず毎日の生活の中に、リラックスタイムや気晴らしの時間を作ってみましょう。食事や入浴などで、ゆったりとした時間をとるようにしてみては。家事も仕事も「マイペース」に。もう少し自分を甘やかしてあげても良いかも知れません。

香りの良い食べ物は、イライラを静めるのにとても効果的です。「理気」といって、滞っている気を巡らせてくれます。セロリ・シソ・ニラ・春菊・クレソンなどの野菜や、バジル・パセリ・セージなどのハーブ類、カルダモン・クミンなどの辛くない香辛料など。お茶なら、菊花茶やローズティー・ジャスミンティーなどのリラックス出来るお茶をどうぞ。

ゆっくり半身浴で、体と心の緊張を解きましょう。菊花、カモミール、ラベンダー、柑橘類などの香りをプラスするとリラックス効果も高まります。

唐辛子や山椒などの辛いものは避けた方が良いです。
イライラタイプの方は、責任感の強い方が多く、家族や仕事の問題をあれもこれも自分で背負い込んでしまいがち。プレ更年期に入ってきたら、出来るだけ無理はしないようにした方が良いです。

B:くよくよタイプ →睡眠や食事に気を配り、心を安定させる
 5つのタイプの内で、最も更年期障害が重くなりがちなタイプ。精神的症状が悪化することが多く、うつ病や不安神経症になってしまう事も。

 このタイプの特徴は、繊細で感受性が強く、自分で悩みを抱え込んでしまい、些細な事でもクヨクヨ考え込み、自分の世界にこもりがちになります。

 眠りも浅く、現実の悩みがそのまま夢に現れたりしてきます。また、ちょっとしたことに驚いたり、動悸がするのも特徴で、心臓には何の問題が無くても、不整脈や頻脈が表われる事もあります。

くよくよタイプの改善には・・・
 漢方では、体に必要な血が不足していると、うつや不安感などの心の症状が出やすいと考えます。
 また、神経を使いすぎると、神経系の「心」と消化器系の「脾」も衰えてしまったり、更年期でホルモン系に失調をきたし出すのは「腎」が衰えて来るとも言います。

 このタイプは、安定剤や睡眠剤を服用している人が少なくありません。

 くよくよタイプには、「帰脾錠」、「天王補心丹」、などなどを使います。

まず、このタイプで一番大切なのは、血を補う食べ物を摂って心を安定させる事です。なつめや百合根・松の実・龍眼肉・枸杞子なども、血を補い心を穏やかにしてくれますので、積極的に取入れてみて下さい。また、レバーや赤身のお肉・青魚なども積極的に取り入れて下さい。ただ、このタイプの方は胃の弱い方も多いので、無理に食べることはありませんが、出来るだけ意識してみて下さい。色の濃い野菜も補血作用がありますので積極的に摂って下さい。
くよくよタイプの方には、質の良い睡眠が大切ですが、なかなか寝付けなかったり、眠りが浅くて夢ばかり見るなど不眠がちの人が少なくないです。眠る1時間前に、リラックス出来る音楽を聴いたり、お風呂に入ったり、眠る前に気持ちを安定させてくれるホットミルクやなつめ茶など飲むのも良いですよ。

入浴に関して、肌の乾燥が気になるこのタイプは、熱いお湯だとますます肌を乾燥させますし、汗をかきすぎると余計に疲れて、気持ちが落ち込んだりするので、サウナもあまりお勧めしません。温めのお湯に半身浴がお勧めです。牛乳・米ぬか・桃の葉・枇杷の葉などの保湿剤を入れるのも良いですね。お風呂から出たら出来るだけ温かい飲み物で水分補給しましょう。
自分の世界にこもらず、出来るだけ外に出て刺激を得ましょう。
寝る前に、仕事や色々な問題などは考えないようにしましょう。そのまま横になっても考え事や心配事が頭から離れず、眠れなかったり、眠りが浅くなる原因になります。
夜更かしするとそれだけで血が使われて、更に体調を悪化させてしまいますので、遅くても12時には眠れるようにしましょう。

C:生活習慣病タイプ→血の巡りの悪さがあらゆる病気の原因に
 生活習慣病の原因は様々ですが、一番大きな原因は、血の滞り「おけつ」(漢字が出ません・・・)です。もちろん他のタイプでも、それぞれの原因から、また加齢によっても血の巡りは悪くなるので、生活習慣病になる可能性はありますが、このタイプのように、若い頃から生理痛がひどかったり、月経血に固まりがあったり、子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣嚢種・乳腺症などの経験がある人は注意して下さい。

 出産・授乳の経験の無い人・無月経の期間の長い人・ホルモン剤の治療を長く受けている人も「おけつ」になりやすいのです。

 毎月の生理は、体内の「おけつ」を定期的に外に出す重要な役割をしていますので、更年期に入り、月経が不安定になってくると、肩こり・めまい・頭痛・高脂血症・高血圧など、血の巡りの悪さによる諸症状が悪化しやすくなります。

 閉経以降、子宮内膜症・子宮筋腫などはホルモンの関係で、自然治癒しますが、原因の血の巡りが改善されないと、他の病気になるリスクが更に高まります。

生活習慣病タイプの改善には・・・
 「痛み・しこり・黒ずみ」が、血の滞り「おけつ」の3大症状です。筋腫や癌もそうですし、痔や静脈瘤・肩こり・頭痛・リウマチ・しびれ・シミ・そばかすなどもそうです。

 「おけつ」になるには、日々の生活や体質によるところが大きいので、日々の生活で元の原因を改善すると共に、既に滞ってしまっている血の巡りを改善していくことが必要になります。

 漢方では、「冠元顆粒」・「桂枝茯苓丸」・「温経湯」などなどを使います。

生活習慣病を防ぐには、日々体に入る食事が大変重要です。脂っこい物は出来るだけ避けて、あっさりとした和食中心の食事を心がけましょう。野菜なら・ピーマン・アスパラ・タマネギ・蓮根・ほうれん草・なすびなど、サンマ・いわし・サバなどの青魚など、血の巡りを良くする「活血」作用のある食べ物を積極的に摂りましょう。お酒は少量なら良いですが、飲み過ぎはかえって「おけつ」の原因になります。

入浴は、下半身をじっくり温めて下さい。のぼせないなら、多少熱めの湯でも良いです。紅花・ヨモギ・バラ・お酒などを入浴剤代わりに入れると良いです。

血を巡らせるには、体を動かす事がとても大切です。婦人科系の病気のある人は、骨盤の血行が悪くなっているため、腰を回したり、足を上げるなどの下半身中心の体操を短時間でも良いので毎日続けることをお勧めします。また、生理中は「おけつ」を排泄する大切な時期ですので、生理痛で動くのが億劫でも、軽く家事や散歩する方が良いですね。

血の巡りは、心の問題とも深く関係していますので、長年ストレスの多い生活を送っていると、それだけで「おけつ」の原因になります。自分にあったストレス発散方法を見つけて下さい。
冷えも「おけつ」の大きな原因の一つです。暑がりさんでも下半身は冷えている人が多いので、腰からおなか・ひざ・足首・かかとは冷やさないようにするのが一番です。

D:ほてりタイプ→潤い不足を解消して、早く進む老化をくい止める
 35過ぎてもほっそりした体型で、食べても太らない人に多いタイプです。体に必要な潤いが不足していて、肌や髪は乾燥しがち・皮膚にかゆみを感じることも。

 上半身に熱がこもりやすい為、更年期が近づくと共に、火照り・発汗・寝汗といった症状が出てきます。汗をかきすぎると、ますます体の潤いが不足して、のどの渇きが強くなったり、膣の分泌物が減って性交痛を感じる人もあります。

 このほてりタイプは、決して体力があるタイプではないのですが、疲れを感じにくく、自分の体力を過信して無理をしてしまう傾向があります。

 放っておくと内臓や組織に必要な潤いがどんどん不足してしまい、老化を早めることになります。

ほてりタイプの改善には・・・
 このタイプは、漢方では「陰虚」・「血虚」・「気虚」と言われる、エネルギー不足・血の不足・潤い不足といい、「杞菊地黄丸」・「四物湯」・「麦味参顆粒」・「婦宝当帰膠」などなどを使います。


顔・手足の火照り、喉の乾きなどの熱症状があるのが特徴なので、トマト・キュウリ・とうがん・うり・すいか・なし・メロンなどの体を潤す食べ物を摂るようにしてみて下さい。乾燥の気になる方は、白キクラゲ・百合根・蜂蜜・牛乳などが良いですね。また熱を冷ます海藻・生野菜も積極的に取入れて。ただし、胃腸の弱い方は加減してください。

入浴はぬるめで、腰から下だけゆっくりつかって、上がる前に上半身にぬるいシャワーを浴びるくらいに。お風呂から上がったら、ぬるいお茶で水分補給を忘れずに。
火照りには、緑茶・烏龍茶・菊花茶・西洋人参茶(脳梗塞のページ参照)などが効果的。
炎天下のジョギングやサウナは控えて下さい。スポーツは、水泳や有酸素運動などの、急激に多量の汗をかかないものを選んで。無理は禁物です。
食事は唐辛子・ニンニク・山椒・生姜・ネギ・シナモンなどの発汗作用のあるスパイス類は控えて。お酒は余計に体に熱を加えるので、控えた方がよいですね。

E:冷えタイプ→生活から冷えを追い出し、抵抗力を高める
 昔から風邪を引きやすく直りにくく、胃腸が弱く、体力がない人は、身体を温める力も衰えていき、強い冷えを感じるようになりますし、40歳を過ぎてからの高齢出産や、手術・大病の影響で、冷えやすい体質になることもあります。

 若い内から自分で冷えを呼び込むような生活をしていて、更年期には、体の芯から冷えて非常に疲れやすくなってきます。
 腰痛・関節痛・膀胱炎を繰り返すなどの症状も冷えから来ます。
 穏やかなエイジング(老化)の為には、体を温める力を上げて、体力・抵抗力を高めていくことが大切です。

冷えタイプの改善には・・・
 冷えタイプの方は、何はともあれ体を温めて行くことが大切です。

 体温める血が少なかったり、寒さで血が全身に巡らなかったり、元々病弱だったりするので、「双料参茸丸」、「婦宝当帰膠」、「十全大補湯」、「参茸補血丸」、「当帰芍薬散」などなどが使われます。

冷たい物や生ものは出来るだけ控えて、野菜は出来るだけ火を通したものを摂るようにしましょう。加齢と共に、抵抗力も衰えてきます。生姜・ネギ・ニンニク・唐辛子・シナモン・ターメリックなどの体を温めるスパイスや、羊肉・エビなど体を温める食べ物を積極的に摂りましょう。ただし、このタイプの方は、胃腸も弱いので、スパイスの摂りすぎには注意して下さい。何事も適量です。

とにかく冷えないこと。長時間寒いところにいないよう、夏はクーラー対策をしっかり。入浴は熱めでも良いですので、シナモンや、乾燥防止に牛乳などを入浴剤代わりに入れてみて。
首・肩・ひじ・おへそ周り・腰・膝・足首・かかとなどは、冷えが入り込みやすい所なので、薄着やサンダルはやめておいた方が良いですね。
冷たい物・生ものは出来るだけ控えて。果物は体を冷やす作用をもつものが多いので、食べ過ぎたり、夜に食べるのはお勧めしません。


参考文献:「2002.ベーネベーネ6月号」、「ナチュラルヘルス」他、漢方薬辞典など

ここに載せているのはあくまで一般的な例です。
症状によってお一人お一人使う処方は異なります。必ずお問い合わせ下さい。

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