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不眠について



眠れない現代人はこんなに多い・・・
 近年、生活習慣の多様化や複雑化、騒音・人間関係などによるストレス蓄積などで不眠を訴える人が増化傾向にあり、不眠によって日常の生活に支障をきたす例も多く見られます。

 平成14年の6・7月にインターネットを通じてエスエス製薬が実施した不眠に関するアンケート調査結果では、不眠を感じたことがある人は約8割にのぼり、更に5人に1人は不眠に悩みを感じており、不快に思う人も含めると、6割強の人が不眠にてこずっているという現状が明らかになっています。

■5割以上が週に2回以上の不眠
 アンケートは、6月に20〜60代の男女1000人に対するプレリサーチを行い、これに基づき7月に20〜60代の男女500人に再度実施、この2回の調査結果を「不眠白書」としてまとめました。

ここ数ヶ月間よく不眠がある ここ数ヶ月間たまに不眠がある 過去にはあったが数ヶ月間は無い 一度も不眠を感じたことはない
19.1% 32.1% 26.7% 22.1%

  上記のように、最近不眠を感じたことのある人は全体の51.2%と半数を超え、不眠を感じたことのある人は全体の約8割になりました。

 男女別に見ると、「ここ数ヶ月よくある・たまにある」と答えたのは女性が54.2%、男性が48.2%と女性の方が多い結果になりました。

 「不眠に悩んでいますか?」という質問では、全体で21.8%の人が「非常に悩んでいる」・「少しは悩んでいる」と回答し、39.0%が「悩みではないが不快に思う」という回答が最も多く、全体の6割強が不眠に手こずっている現状が明らかになりました。

 男性40-60歳代、女性30-60歳代で、20%以上の人が「ほぼ毎日不眠」と回答し、特に男性の60歳代で34.0%、女性の40歳代で28.0%の人が「ほぼ毎日不眠」と高い数値を示しました。

原因の8割以上がストレス・・・
 「不眠を病気だと思いますか?」の質問に対し、「明らかに病気」:7.4%、「病気に近いもの」:52.4%と約6割の人が病気・病気に近いものという認識を持っています。

 「不眠を病気だと思う」と回答した人に「どの様な病気に近いと思いますか?」と尋ねると、「神経的な病気」:78.9%、「習慣的な病気」:50.5%、という回答結果が得られました。

 「不眠の原因は?」という問いについては、「精神的疲労・ストレス」:86.2%、2位が「運動不足」で、精神面だけでなく、体も睡眠に与える影響が大きいという認識も見られた。

 男女別の原因は、男性は「仕事」:50.4%でトップであるのに対し、女性は「プライベートの人間関係」:42.8%と違いが見られた。

 不眠白書において、横浜労災病院の勤労者メンタルヘルスセンター長で医学博士の山本春義氏は不眠がもたらす影響について、「自律神経・ホルモン調整が乱れて免疫力が低下し様々な症状を引き起こす可能性がある。暗い気持ちや消極的になるなどの他に、偏頭痛・吐き気・食欲不振という例も見られる。そういう意味で不眠対策は日常の上で重視するべきだ」とコメントを加えていらっしゃいます。

参考文献:薬局新聞2003年3月12月号他

漢方で不眠解消・・・
 不眠に対する漢方薬は、心身のバランスを整えることで、不眠とそれに関連した諸症状を改善し、自然な眠りを取り戻せるように働きます。

 漢方では、眠りは心の臓に宿る心の部分(意識や脳の働きと関連する)「心神」の状態を反映すると捉えています。

  「心神」は心の臓の一つの機能として、心の陽気により活性化され、心の陰血が栄養・エネルギー的側面からそれを支えます。

 更に、肝臓が血の循環や情動を調節して心と関連し、脾の臓が消化吸収の働きを介して気血を補充して、心神を養い安定に奇与します。
 また、心は「火」、腎は「水」の性質を示し、互いにバランスを保っています。

 これらの結果、心神が安定すれば自然な眠りが得られ、何らかの原因で心神が不安定になると、不眠が生じます。

 不眠の原因は多岐にわたり、精神的な要素に加え、身体症状などが影響を与えます。

不眠のタイプ別漢方治療・・・
  不眠は、漢方では実症虚症に分類されます。

 突然の不眠や急な悪化等で寝付けない場合は実症が多く、心や肝に熱を持ち、時に「痰濁」等が関連し、繰り返されて慢性化すると、血・陰などが消耗したり、気・陽などの働きも低下して虚症になり、熟睡感がなかったり、朝早くに目覚める事が多くなり、実症と虚症の混ざった状態が多く認められます。

 それぞれの特徴に沿った漢方薬を選ぶことが大切です。
 ここに載せているのはあくまで一般的な例です。
 症状によってお一人お一人使う処方は異なりますので、必ずお問い合わせ下さい 。

不安感を伴う不眠
 精力の消耗や老化などにより水の性質を示す腎が弱り、心とのバランスが乱れて心の火が燃え上がり、心神の安定が保てず、不安に伴う動悸、胸苦しさ、耳鳴り、腰痛などを伴う不眠を生じます。この場合、腎の水(陰)を増し、心の火を冷ます天門冬、麦門冬、地黄などに、心神を安定させる柏子仁、酸棗仁、遠志、茯苓を配合した「天王補心丹」が代表処方として用いられます。

胃腸虚弱での不眠
 不安感や恐怖、驚き、迷いといった精神状態を、中医学では「胆寒」と言い、この胆は現代医学で言う胆嚢・胆汁の働きの他、「決断を司る」とされ、人間の精神活動と関係の深い臓器と考えられ、胆の働きが弱くなると、決断力が鈍り、物事に動じやすくなり、不眠・多夢などの症状が現れるとされています。

 中医学では「肝の病は脾に及ぶ」と言い、例えば、精神的ストレスは肝臓の働きを緊張させ、その影響は胆汁を介して胃・十二指腸・膵臓などの消化器系(脾胃)に及びます。

 消化器系が弱っている時に水分を摂りすぎたり高い湿度やストレスを受けると、水分代謝が悪くなり、体内に病理的な水分「湿邪」が溜まり、それが長く停滞すると、体の各位に悪影響を与え、更に精神に及ぶと、不眠やイライラ、憂鬱感などの原因になるのです。

 寝付きが悪く、嫌な夢をよく見る、昼間も眠い、イライラしやすく、不安感、恐怖感を持つなどの方には「黄連温胆湯」などを用います。

イライラや興奮を伴う不眠
 考えすぎたりストレスを受けると陰血が消耗して肝の働きを乱し、それが心に影響してイライラや興奮などの熱症状を伴う不眠を呈します。

 この場合は、血を補い心神を安らげる酸棗仁や熱を冷ます知母を配合した「酸棗仁湯」が脳の興奮やのぼせが静まらない不眠の代表処方として用いられ、その他、不定愁訴が多く、イライラして眠れないなど、生理前や男女の更年期には「加味逍遥散」を、心身症傾向・冷えのぼせ・肌荒れや毛細血管の拡張を伴う不眠には「桃核承気湯」、神経過敏で怒りやすく夜に目がさえて眠れない方には「抑肝散陳皮加半夏」、顔面紅潮してのぼせや焦燥感が強く眠れない方には「三黄しゃ心湯」などなどが用いられます。

元気が無く疲労倦怠や憂鬱感を伴う不眠
 クヨクヨしたり考えすぎる等の心因的要因や過労などは、脾の臓の働きを衰えさせ、気血の補充が低下し、心神を充分に補うことが出来なくなり、疲労倦怠感、食欲不振、憂鬱感、胸騒ぎ等を伴って寝付きが悪くなります。この場合、脾の働きを改善し気血の補充を助ける人参・黄耆・大棗・当帰などに加え、気血を補い心神を安定させる竜眼肉や酸棗仁を配合した「加味帰脾湯」が代表処方として用いられ、疲れすぎて眠れない方には「参茸補血丸」、息切れし・熟眠感が得られない方には「牛黄清心丸」などなどを用います。
 その他、手足が冷たくて眠れない方には「温経湯」や、「当帰四逆呉茱萸生姜湯」などを用います。

ここに載せているのはあくまで一般的な例です。
症状によってお一人お一人使う処方は異なりますので、必ずお問い合わせ下さい 。

ぐっすり眠るためのハーブ・・・
 すっきりした目覚めで1日を始めたいものですが、気持ちが高ぶって眠れない時や、気分がふさいで眠れないときなどにハーブの特性を生かして心地よい目覚めを迎えましょう。
 就寝前の熱い飲み物は交感神経を興奮させるので、ちょっとぬるめのハーブティーをゆっくり召し上がって下さい。
 お風呂もぬるめのお風呂にゆっくりつかってバスオイルや入浴剤で気持ちをゆったり持ちましょう。

イライラを静めるハーブ:カミツレ(ジャーマン・カモミール)
 カモミール茶は鎮静効果・安眠効果に優れ、人においてもその効果が立証されています。寝る前一杯のカモミール茶は体を温め、リラックスさせてくれます。

 また風邪を引いたときや暴飲暴食などで胃が疲れた時などにも効果があります。 5〜10gに150mlを注いで10〜15分経ってから濾して服用して下さい。

憂鬱・落ち込んだ時に:西洋オトギリソウ(セント・ジョーンズ・ウォート)
 ヨーロッパで昔から鎮静剤としてうつ病や不眠症の治療に利用されてきました。
 最近の研究で、うつ病などの精神障害への効果が報告されており、抗うつ剤より副作用が低いとして、アメリカでも多くの方が利用しています。
 150mlのお湯に小さじ2杯分(約10g)を入れて10分程たってから濾して服用して下さい。
(*薬物代謝酵素を促進し、効果に影響が出る医薬品がありますので、併用するときは注意して下さい。)

ここに載せているのはあくまで一般的な例です。
症状によってお一人お一人使う処方は異なります。必ずお問い合わせ下さい。

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