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骨粗鬆症

■骨粗鬆症について
 
高齢者だけでなく、最近では若年者の骨がもろくなっていることが問題になっています。

■骨粗鬆症とは
 
骨のカルシウム量が減り、もろくなって骨折しやすくなる病気です。体の中で常に古い骨は壊され、新しい骨が作られていますが、新しくできる骨よりも壊される骨の量が多くなると骨粗鬆症になります。

カルシウムパラドックス
 「カルシウムを大量に摂るとカルシウム結石が出来る」と考える方がたくさんいます。しかし、これは間違いです!!

 カルシウム結石は、カルシウム不足から起きるのです。

 カルシウムは、骨だけでなく、心臓のポンプ機能の調節など、人が生きていくのに無くてはならないミネラルです。
ですからカルシウムが不足すると、命の危険があるので、身体は急いで骨を溶かしてカルシウムを血中に送り出します。

 しかし、この溶け出すカルシウムが多すぎてカルシウム結石が出来てしまうのです。これを「カルシウムパラドックス」と言います。

 カルシウム剤を飲んでいるのにカルシウム結石が出来る方は、カルシウム剤がちゃんと吸収されていないので、カルシウム不足になっているのです。

 元々カルシウムは吸収の悪いミネラルです。カルシウムはイオン化されて初めて体内に吸収されます。ですから、単にカルシウム剤を飲んでいるからと言っても、必要量が体内に入っているとは言えないかも知れないのです。

骨の形成
 食事で摂ったカルシウムが腸管から吸収されて血液内に入り、このカルシウムで「骨芽細胞」が骨を作ります。そして古くなった骨を「破骨細胞」が壊して行きます。約3〜5年で骨は新しく作りかえられます。



骨粗鬆症の症状
 腰や背中が痛む
 腰や背中が丸くなる
 背が低くなる
 転んだとき骨折しやすくなる

骨粗鬆症の要因
身体的要因 生活習慣に関するもの 他の病気によるもの
閉経による女性ホルモンの急激な低下 インスタント食品などに含まれる過剰なリン(カルシウムの吸収を減少させる) 糖尿病・リウマチ・胃切除・卵巣摘出など
加齢 偏食・無理なダイエット ステロイド剤・過量の抗てんかん剤・甲状腺ホルモン剤など
痩せ型 運動不足  

骨粗鬆症の予防と治療   

1.骨粗鬆症の治療薬

●西洋医学では
  1.腸管からのカルシウムの吸収を促進し、体内のカルシウムを増やす薬 :ビタミンD
  2.骨の形成を促進する薬:活性型ビタミンD 、ビタミンK
  3.骨の溶解を抑制する薬:活性型ビタミンD,エストゲン(女性ホルモン)など

  ビタミンDは、まず肝臓と腎臓を両方通って初めて活性型になり、作用を発揮します。

 高齢者や、肝・腎臓が弱っている方は機能が低下して活性型になりにくくなっているので、活性型ビタミンDが投与されます。

 女性の更年期に骨粗鬆症などの対処・予防に女性ホルモンが使われますが、発ガン率が上がることからホルモン剤の乱用が慎重になってきています。

●漢方医学では
 漢方では「若さ」を司るのは「腎」と考えます。中国の皇帝達が不老不死を求めて服用していたのも「腎」を補う「補腎薬」でした。

 「腎」は、生命エネルギーの源であり、身体のコントローラーと言われます。

腎は骨を主り、髄を生じ、脳に通じる。
視床下部から副腎系を中心にした内分泌系全般の機能
その華は髪にある。 髪の毛は若さの証で、腎が強ければ艶やかな美しさを保てます
腎は納気を主る。 呼吸の吸う方をつかさどる:喘息など呼吸器に関連
腎は水液を主る。
腎臓の水分濾過・再吸収
腎は精を蔵し、生長・発育・生殖を主る。 上の内分泌系とからんで、生長・発育・知能・知覚・運動系の発達と維持
腎は上は耳に開竅し、下は二陰に開竅する。 老化によって、耳の不調、精力の低下を起こす

 以上のように、まず、「腎」を補強することを中心に、胃腸を強くして吸収を良くしたり、肝機能を高めて代謝を良くするなどの処方を考えていきます。

 補腎薬の代表処方は、六味丸、八味地黄丸、知柏地黄丸、天王補心丹などなどを用います。

 骨粗鬆症の方は胃の弱っておられる方が多いので胃腸の働きを助けてくれる六君子湯平胃散温胆湯などなどを併用されると良い様です。

 また、単にカルシウム剤を飲んでも、良くて50%、大体30%程しか吸収されません。出来ればイオン化されたカルシウム剤をお勧めします。

* ここに載せているのはあくまで一般的な例です。
症状によってお一人お一人使う処方は異なりますので、必ずお問い合わせ下さい 。  

2.生活環境の改善
 転倒する事が最も危険です。トイレや階段に手すりをつける絨毯やマットは固定階段や浴室には滑り止め足下には明かりをつけるなどの工夫をしましょう。

3.食事療法
 ●カルシウムを含む食品を毎日の食事で取り入れる
 一日のカルシウム所要量は600mg、最近では閉経後や老年期では800mg以上必要と言われています。

野菜 小松菜2株170mg 青梗菜1株100mg 切り干し大根1鉢54mg
小魚・海藻 いわし1匹115mg 桜エビ大さじ3杯200mg ひじき1鉢140mg
大豆製品 豆腐半丁180mg 厚揚げ半個120mg 納豆1パック45mg
乳製品 牛乳カップ1杯220mg チーズ2切れ130mg ヨーグルト半カップ120mg

 ●摂取したカルシウムを無駄なく吸収する

カルシウムの吸収を低下させるもの
カルシウムの吸収を増加させるもの
様々なビタミン不足
運動
シュウ酸(ほうれん草・ピーナッツに含まれる)
ビタミンD(100IU/日):鮭・鯖・鰻・椎茸・卵などなど
過剰なリン(インスタント食品に含まれる)

食事と一緒に消化:
 カルシウムは非常に体内に吸収しにくい為、ビタミンDなど他の食品と一緒に摂ると吸収しやすい

薬剤(ステロイド剤、抗痙攣剤など)

加齢


4.運動療法         
 上の写真を見ると、力の掛かっていない横の骨組織がスカスカになっているのが分かります。骨に刺激を与えて強い骨と筋力を作って転ばないようにしましょう。

 歩行運動(1日朝夕30分以内で約8000歩)、体操、自転車、水中ウォーキング、ジョギングなど、決して無理をせず、毎日続けることが大切です。
  筋肉の増強    
   運動→ 反射神経の強化→ 運動機能を高めて転倒防止→ 骨折予防
  骨量の増加    
 

参考資料:「図でみる骨粗鬆症診療のポイント」(発行(株)メディカルビュー社、)、「骨粗鬆症の予防と治療」(発行:帝人株式会社)など

ここに載せているのはあくまで一般的な例です。
症状によってお一人お一人使う処方は異なります。必ずお問い合わせ下さい。

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